副業でWebライターを始めたばかりの筆者かが、右も左も分からず応募していくと、「あれ?これ大丈夫かな?」と思う案件に出会うことがあります。
今回は、筆者が実際に**クラウドソーシングで約3か月の間に体験した「怪しい案件」**を3つご紹介します。
これからライターを始める方が同じ失敗をしないための参考になれば嬉しいです。
3か月で遭遇した「怪しい?」案件の例
クラウドワークスやランサーズで応募していく中で、以下の3つのケースに遭遇しました。
- 転職記事の応募後に、外部サービスの登録を強制された
- テストライティング終了後、案件ではなく講座の勧誘があった
- Zoom面談をきっかけに別の高額サービスを案内された
それぞれ詳しく解説します。
1. 転職記事の応募後に「外部サービス登録」を強要された
転職体験談の記事募集に応募したところ、クライアントから**「指定したURL経由で転職エージェントに登録し、電話面談をして、その内容を記事化してほしい」**と指示されました。
転職エージェント自体は有名企業でしたが、必ずクライアントが指定したURL経由で登録することと言われたのが不自然で、送られたURLを確認すると、エージェントをランキング形式で紹介するサイトでした。
この時点で「これはアフィリエイトリンクかも?」と思い、念のためChatGPTに聞いてみたところ、
「登録するとアフィリエイト報酬がクライアントに入り、個人情報が第三者に渡るリスクがある場合もある」
との回答。安全性に不安を感じたので、丁重ににお断りのメッセージを送りました。
2. テストライティング後に「講座勧誘」が目的だったパターン
別の案件では、テストライティングを終えた後に、**不採用の連絡と一緒に「ポテンシャルを感じたので講習を受けてほしい」**という案内が届きました。
ここでポイントになるのが**クラウドワークスなどの「相互評価制度」**です。
作業が終わると、クライアントとワーカーが互いに評価をつけ合い、その評価がプロフィールに公開されます。高評価が多いと実績として信用度が高まり、次の案件に採用されやすくなります。
そのため、**「相互評価が終わった後に講座案内をされると、マイナス評価がしづらい」**という状況になりやすいのです。
テストライティング中は連絡も丁寧だったため高評価をつけましたが、終わった途端に別サービスへの誘導が目的だったのか…と残念に思いました。
3. Zoom面談で「高額コーチング」へ誘導された
「社会人の勉強方法」に関する記事案件に応募し、その後行われたZoom面談で、勉強方法やライターとしての目標などを話した後、クライアントからこう言われました。
「あなたの経験なら、ライターよりも単価の高いコーチングの道に進むべき。先輩を紹介するから話を聞いてみませんか?」
こちらはWebライターとして応募していたため、方向性が違うことを丁寧に伝え、zoom面談は終了しました。案件ではなく、別のサービスに勧誘することが目的だったのだと感じました。
初心者が気になる疑問
Q1. 応募は本名でしないとダメ?
いいえ、ペンネームで問題ありません。
継続的な取引が始まってから本名を求められるケースもありますが、最初の応募時点では不要です。
Q2. Zoom面談がある案件はすべて怪しい?
必ずしも怪しいわけではありません。
ただし、募集要項に面談の記載がなく、応募後に急に「顔出し面談」を求められた場合は注意が必要です。不安を感じたら、無理せず断りましょう。
まとめ
今回の体験から学んだのは、少しでも「怪しい」と感じたら立ち止まり、自分の目的に合う案件かどうかを見極める姿勢が大切ということです。
その線引きをしっかり持った上であれば、案件にはどんどん応募して良いと感じています。途中で「これは違う」と思えば丁寧にお断りすればいいだけですし、その間に積み上げた高評価や実績は、次の案件の採用にもつながっていきます。
Webライター初心者の方は、焦らずコツコツと経験を積みながら、安全で信頼できる案件でスキルを磨いていきましょう!

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