テストを兼ねた初投稿です。
いまから父親が入院する病院の緩和病棟へ向かいます。
昨年11月末、父親が食事がほとんど摂れなくなり、いろんな病院を回った末ににステージ4の大腸がんと診断されました。
一時は手術や抗がん剤を用いた治療の話も出ましたが、手術で開腹したところ、がん細胞が大きくなりすぎて摘出不可と判断に至ったため閉腹しました。
担当医の方から父親と母親へ、抗がん剤を使っても余命1年と告げられ、本人たちの判断で抗がん剤は使わず、痛みを取り除く措置に切替え、1月までは一般病棟に入院し、2月から緩和病棟に移り、現在に至ります。
幸いにも痛みや吐き気などは無いようで、手術でがん細胞の摘出は出来なかったものの、食事ができるように胃のバイパス手術を施していただいたため、僅かではありますが食事を摂ることができています。
また、意識や思考能力はハッキリしており、頻繁に実家にいるお母さんに電話して持ってきてほしい食べ物やものをリクエストしたり、お見舞いに来た親戚と会話を楽しんでいます。
それでも眠気や強いダルさがあるようで、ここ最近2週間前から少しずつ食べられなくなっているようです。また下半身のむくみが強く、1月末からは歩行ができずベットの上の生活が続いています。
昨日は父の誕生日でした。
昨日父に電話し欲しいものを聞いたところ、大福やイチゴなどのリクエストをもらったため、用意できるものは用意し病院に向かっています。
ほとんど食べられないことは分かっていますが、少しでも美味しいと感じてもらえるよう上等なものばかり選んできました。喜んでくれると嬉しいです。
ここまでの約3か月、父親は泣いたり、悲しんだりする様子を見せてきませんでした。
本当に強いと思います。
父が父らしく過ごせる時間が少しでも長く続くことを願っています。
そういえば、父ががんと診断されてから、ずっと穏やかな天気が続いています。
母、私ともに移動手段の都合で、雨だとかなり移動が辛くなるので助かります。
今日も朝は曇ってましたが、昼には晴れになっています。
穏やかな父親の性格が天気に影響してるのかなと感じます。(サンキューパッパ)
~病院へ向かう高速バスの中より~
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